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意外と知らない?α7シリーズの全画素超解像ズーム 利点と注意点

2020年5月21日  2020年6月7日 
ソニーでは 光学系ズーム(対応レンズのみ)、デジタルズーム、全画素超解像ズームの三種類があります。


ソニーのα7シリーズやα6000シリーズやサイバーショット系のカメラにはデジタルズームとは別に「全画素超解像ズーム」という便利な機能がついています。


https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/dialogue/various-zoom-features/

全画素超解像ズームを使えば、撮影中に
「テーマ以外のものを省きたい」や「もう少し寄りたい」な時に役立てます! 
特に単焦点レンズで撮影中には便利な機能ですね。

ソニー公式webでは 全画素超解像ズームについてこう書かれています
ソニー独自開発の全画素超解像技術を利用して、写真を構成しているすべての画素を解析し、画質劣化の少ない画像処理により拡大します

すばらしいですね!(笑)

全画素超解像ズームの利点

全画素超解像ズームをしても 当たり前ですが「レンズの明るさ」は同じなので、そのF値のままズームし 「ボケ味」と「シャッタースピード」を維持できます。

全画素超解像ズームもデジタルズームの一種類なので画質の劣化が気になるところですが、(ネットの情報などを見ても) 画像劣化はほぼ無い・理論上は劣化しているが体感できない、、というのが定説ですね。

また 全画素超解像ズームは記録画素数(サイズ)を小さくするほどズーム拡大率が上がります。

画像サイズで倍率(拡大率)制限有。
→Sサイズでは 4倍まで
→Mサイズでは 3倍まで
→Lサイズで 2倍まで 

ズームせず通常撮影後に家に帰ってPCでトリミングする手間が省けます。
構図などがしっかりしていれば(←これ重要!) 最初から全画素超解像ズームで撮影した方が後からトリミングして(予想外に)被写体がぼやけていた など後悔する事も減ります。


全画素超解像ズームは便利で有用だと思います。

全画素超解像ズーム の注意点


しかし全画素超解像ズーム にはいくつかの欠点(注意点)があります。
最大の欠点は、、、



全画素超解像ズーム画像処理によって補間しているのでRAWでは保存できません。
そう

全画素超解像ズームでは
RAW撮影、及び RAW+jpg撮影ができません!

ああ、、、残念

更に注意点があります。

・[オートフォーカスエリア]の設定は無効 中央部のAFとなる→MFは可能。
・[測光モード]が[マルチ]になる。
です。
個人的には RAW撮影ができない以外は 特に気にしないのですが、、どうなんでしょうか?



全画素超解像ズーム とAPS-Cモードの使い分け


ここで気になるのが
フルサイズミラーレスで可能な APS-Cモードでの撮影と比べてどちらが有用か という事になると思います

単純に倍率は APS-Cモードで1.5倍 全画素超解像ズームで2~4倍
倍率だけ見れば 全画素超解像ズームですね


画質についての比較
全画素超解像ズームでAPS-Cモードと同じ1.5倍にした場合

APS-Cモードは有効画素数が減るので単純にピクセル等倍にして比較は難しいですが、ネット上の情報でも私の体感でも「大きな違いは無い」「よくわからない」
という感じです。

但し 周辺部において 使用画素数の違いでしょうか?全画素超解像ズームの方が若干良い との意見もあります。

全画素超解像ズームでAPS-Cモードの使い分け使い分けの目安
としてはっきりしている事は

RAWで撮りたいのならAPS-Cモード!
1.6倍以上拡大ズームしたい なら全画素超解像モード
少しでも解像してほしい なら全画素超解像モード
ボケ味が欲しい なら全画素超解像モード


という風になるのではないでしょうか?

因みに 
全画素超解像ズーム+APS-Cモード での撮影も可能です
RAW撮影はできませんが 単純に 2X1.5=3倍ズームも可能です
50mm標準が 150mmの望遠になります!
画像がSサイズなら 4x1.5=6倍ズーム!

個人的には
RAW撮影優先なんで APS-Cモード一択です



続き(https://www.blogeraz.net/2020/06/blog-post_7.html
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